モダンウェルネスブログ
モダンウェルネスの本質は、心と体のバランスであり、ホリスティックな健康や幸せをもたらすものなのです。パンピューリは、心の平和、人々の健康、真の美しさを促すモダンでありながら洗練されたライフスタイルを発見する旅へと誘います。

02
花咲くアート

オープニングを記念して、有名フラワーアーティスト、東信(あずま まこと)氏による息を飲むようなフラワーアート作品、「Flowers in Oil」がパンピューリ 銀座店の真ん中に姿を現します。

東氏は、花や植物が持つ特徴を見出し、そこに独自の芸術性を加え、彼自身が「植物の造形表現」と呼ぶアートワークとして展示し、花や植物の存在価値を高めるための芸術活動を続けています。フラワーアーティストと呼ばれる由来や、パンピューリとのコラボレーションの制作秘話についてのインタビューを通じて、東 信氏に迫ります。

 


パンピューリ (以下P): 「Flowers in Oil」の着想はどうやって得たのでしょうか?
東 信氏 (以下AM): 僕たちとパンピューリのコラボレーションは、日本とタイの文化の融合といえると思います。どちらの国も元来、豊かな動植物に恵まれています。そこでパンピューリ 銀座店のオープンは花・植物・自然をユニークなアプローチで装飾したいと考え、ユニークなベースを使用しました。ーパンピューリはオイルがとても有名です。氷とアクリルを使用した花の展示を作成したことはありますが、今回のパンピューリの作品は特別です。 「Flowers in Oil」 は、花々の天然エッセンスと、サンフラワーオイル (ひまわり油) の持つ優れた保存力の巧みな組み合わせを称えています。


P:なぜパンピューリとコラボレーションを決定したのでしょうか?
AM: コラボレーションがスタートする前から、僕たちはオフィスでパンピューリのディフューザーを使っていました! ですから、彼らと仕事をする機会にとても興味を持ちました。僕たちに共通する自然に対する信念は、コラボレーションを異色なものにすると思いました。—自然をなるべく生きたままの形でとじこめ、それを儀式や、芸術、メッセージに翻訳することです。


P:花の世界に入ったきっかけを教えてください。
AM: ロックミュージシャンになるために上京したのですが、花の仲卸市場の仕事をやり、そこで花への愛に目覚めました。


P: どのようにフラワーアーティストになったのでしょうか?
AM: 市場で働いていて世界にはこんなに沢山の花があるのか、こんなに多くの人が必要としているのか、と驚きました。 花がみせてくれる様々な姿、咲き乱れて枯れていくという移りかわりに魅了されました。 花の芸術をもっと異なるレベルに引き上げるために、東京・南青山でオートクチュール花屋「ジャルダン・デ・フルール」を開店し、花や植物の持つ独自性を表現する方法を追い求めた結果、「植物の造形表現」が生まれました。


僕たちに共通する自然に対する信念は、コラボレーションを異色なものにすると思いました。—自然をなるべく生きたままの形でとじこめ、それを儀式や、芸術、メッセージに翻訳することです。


P:デザインやアートのインスピレーションはどこで得るのでしょうか?
AM: 技術は選択肢やアイデアを与えてくれますが、インスピレーションは植物からもたらされます。 日本人はすべての自然に神が宿っていると信じるので、畏敬や尊敬の念をもって接しています。 そうでなければ、自然の命を僕の手で芸術に変えることはできません。


P: どのようなプロセスで新しいプロジェクトをつくりますか?
AM: まず基本は植物からスタートします。 表現するテーマを探し回るのではなく、まずは「この瞬間にこの植物と出会えたことがどれほど感謝するべきことか」を思って、時には静かに熟考し、それから慎重に植物の声を聞きます。 次に、その植物が提示しているのはどんな表現か、それを最高の形でみせるためにはどうすればいいのか考えます。ーこれが僕の仕事の始まりです。頭のなかのイメージをコンセプトシートや黒板に描きとめることもありますが、ほとんどの場合は植物自体から直接インスピレーションを得て作品をつくっていきます。


P: 花や植物を扱うときの課題は何ですか?
AM: 時間との競争になるということです。 花の寿命は極めて短く、はかなく、刹那的です。 花は1日に10才、 年をとるといわれています。 もし制作に3日かかれば、その間に見せたいものの多くを失ってしまうでしょう。 入念に準備し、明確な最終ビジョンを頭に描いてから仕事を始めなければいけません。花は人間を待ってくれません。


P: 注目の作品を教えてください。
AM: 最も印象的なプロジェクトの1つは、「Exobiotanica」と名づけられた2014年のものです。航空宇宙会社と提携して、樹齢50年の盆栽と、多種多様な三十種類の植物を集めた花束を特殊な乗り物にのせて30000m上空の宇宙に送りました。乗り物に搭載された超高解像度カメラが1秒に1枚の画像を撮影し、計12,000枚の飛行中の作品の写真を作成しました。


P: 好きな花や植物はありますか?
AM: すべての植物にそれぞれの魅力があるので、1つには絞れません。作品を作るときには、花の種類に関係なく、活力や生命感を感じられる植物を使います。 僕は「爆発の寸前」にいるような植物を使用します。爆発からわずか1秒前というような緊張感にあふれているのです。

トップへ